江雪(唐・柳宗元の詩)

 

千山鳥飛のぶこと絶え万径人蹤(しょう)滅す。弧舟さり笠の

翁、独り釣る寒紅の雪

 

一面に雪に覆われた山々には、飛ぶ取の姿も見えず、全ての山の小道から人の足跡が消えてしまった

舟の箕笠をつけた翁が釣る雪

作者の孤独な心境が伝わる傑作。

論語

子曰く、学びて時にこれを習う。

亦悦ばしからずや。朋あり、遠方より来る。亦楽しからずや。人知らずして愠(いかり)水。亦君子ならずや

先生曰く

学んで時折復習する。なんと悦ばしいことではないか。友人が遠方から訪ねてくる。なんと楽しいことではないか。他人が自分のことを理解しなくても不満に思わない。なんと君子ではないか。

      無尽蔵 


般若心経:黄牧甫印影集から模刻

 

                             般若心経【黄牧甫印影模刻】